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 むかしアバという音楽グループが日本も含めた世界各地で人気を博し、その頃十代だった僕も夢中になって聴いたものだ。しかし彼らの出身国であるスウェーデンに対する関心は、僕が知る限り日本では深まらなかったと思う。もちろん僕も同じだった。なぜかと問われても窮してしまうが、耳障りの良いメロディに惹かれただけだったと言うしかない。
 
 ドゥービーブラザースやスティービー・ワンダーは今でも好きだが、だからといってカリフォルニアやアメリカ南部の黒人文化に興味が湧いたことはない。ビリージョエルに夢中になってもニューヨークに行きたいとは思わなかったし、フレディ・アギラの、「ANAK」がヒットしても、フィリピンという国には全く興味が湧かなかった。
 
 昨年は久しぶりに紅白歌合戦を通しで見て、殆ど知らなかったKARAと少女時代に興味が湧いた。それで年明け早々ウィキで概要を調べ、次いでユーチューブやヨークコム(早くも紅白がアップされていた)を探って彼女達の動画を見まくった結果、「何でウィンターマジックを歌わせなかったのか? ジヨンちゃんがエンディングに姿を見せなかったのは年齢のせいだったのか? どのみち控え室にいるのだから、ひとり残されて可哀そうやないか!」などとNHKに理不尽な怒りを覚えたほどだ(冗談ですよ)。とはいえ今のところ韓国を旅したいという欲求は起きない。
 
 どうなんでしょうね。外国の音楽には惹かれるが、その国には興味が起きないというのは。他の人のことは知らないが、僕にとって曲や歌い手が好きになることと、その出自は全く関係がないということか。
 
 観光も同じですね。ある人は博物館に興味を示すが、人の営みには興味を示さない。人の営みに興味を示す人が、その国の政治を知ろうとするとは限らない。異文化理解と言ったところで、結局のところ嗜好が全てという気がする。それで良いのでは?
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旅と酒と読書
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ここのところ私事多忙にて更新が滞っています。
忘れたわけではありませんので、まったりとお待ちください。
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