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 ホイアン観光のメインは、何々家という土地の発展に寄与した人の住居や、福建會館など華僑の公民館?を訪ねるもの。さっそく僕も行ってみたが、気になったのは、観光というか入場システムだった。

 初めに街にいくつかある売り場で入場券を買うのだが、それで全てを見られるわけではない。入場券には半券が何枚か付いていて、一片の半券につき、類似の三つくらいの候補が記されていた(例えば博物館なら複数ある博物館。名家なら複数ある名家)。つまり選択制で、例えばある名家に入ると、(半券が切られるため)別の名家に入ることは出来ない。もし入りたければ、新たに入場券を購入する必要があった(まだ切られていない半券との相殺は出来ない。ここが一番の問題だと思った)。

 確か97年に訪れた時は、宿で入場券を購入した記憶がある。当時つけていた小遣い帳には追加の支払いの記載がないので、これで全てを見ることが出来たと思う。因みに当時の入場券の値段は60000ドン。今回(2008年)は75000ドンと大して価格は上がっていなかったが、入場できる場所は、ざっと三分の一に減ったわけだ。

 なぜこんな複雑なシステムにしたのだろうか。これなら初めから入場料を200000ドンくらいにして全てを見られるようにした方が、遥かにすっきりすると思った。もっともこの種の施設にあまり興味のない旅行者にとっては優れたシステムかもしれない。興味はないが、折角来たんだから最低限は見ておくかといった人には、5ドル程度で複数の施設を訪れることが出来るのは、有難いシステムのようにも思える。

 このシステムにして、実際に収益が上がったのか、何だかんだ言って多くの観光客は三枚買ってくれたのか(入場券を三枚買えば、全ての施設を見ることが出来る)といったことは分からないが、そこは計算高いベトナム人、どういう発想でこのシステムを導入したのか興味がある。
 因みに僕が買ったのは一枚だけ。浅学の僕には十分だった。



img437.jpg Hoi An/Vietnam 2008

 電球の傘のようにも見えるが線香。気候と相まって、どことなく涼しげな感じがする。
 たまたまかもしれないが、これの短くなったヤツを見たことがない。短くなったゆえに、気づかなかっただけか。



img445.jpg Hoi An/Vietnam 2008

 華人達はこういった帆船でやって来たんですかね。時代は違うかもしれないが、鄭和を思い出した。



img447.jpg
Hoi An/Vietnam 2008

 意味が分かりそうで分からない。そこで、蓄えた限りの知識を駆使して考える。
 現存する唯一の表意文字。やっぱり漢字は素晴らしいと思う。



img448.jpg6637935d.jpeg
Hoi An/Vietnam 2008

 こういった図画に囲まれながら善後策を練る移住者達。宗教的な意味も持った、これも一つの精神の拠り所だろうか。
 勘違いを厭わず、あれこれ空想するのも旅の愉しみということで。



img451.jpg
Hoi An/Vietnam 2008

 いらしてたんですね。2002年の3月1日。真相は分からないが、現在(20011年8月1日)は危篤説が囁かれる江沢民さん。
 世界遺産たる現在のホイアンがあるのは、紛れもなく華人達が齎した賜物。その華僑ではなく、地元のベトナム人がどういう思いで迎えたのかが気になった。



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Cua Dai Beach/Hoi An/Vietnam 2008

 最後に歴史名所とは関係ないが、ホイアンの街から一本道を5キロほど行った所に、素晴らしいビーチが広がっている。
 広々とした砂浜と雄大な南シナ海。(僕が行った時は)マリンスポーツは一切なし。人も殆どいなかった。
 ビーチから道を跨いだ所に、シーフードを食べさせてくれそうなレストランや、浮き輪や水着などがカラフルに展示されている土産物屋が多数ある。
 古都散策に飽きたら、一日割いて訪れてみるのもオススメ。
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プロフィール
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lovelylifeorhell
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男性
趣味:
旅と酒と読書
自己紹介:
ここのところ私事多忙にて更新が滞っています。
忘れたわけではありませんので、まったりとお待ちください。
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