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 ちょっと前後が混乱したが、變臉顛末記の続き(忍者ブログはイマイチ使いにくい。未選択だった過去記事にカテゴリを設定すると、なぜか最新記事になってしまった)。
 變臉(へんめん。日本語の正式な読みではありません)の件で漢字辞典と遊んでいたら、面白い語がたくさん出てきた。いわゆる難読漢字というやつで、植物や魚類などに加え、僕的に興味深かったのが外来語と外国地名。ほとんど死語といった感じのものも少なくないが、本当にこんな表記をしていたのかと驚くものばかりだった。

 アジアが亜細亜なのは知っていたが、アフリカが阿弗利加というのは初めて知った。エジプトが埃及というのは、当たっている気もするが何だかヤバイような。埃っぽい砂漠の国というイメージが先行したんだろうか。ウィスキーは洋酒ではなく火酒。ではブランデーはと調べたが載ってなかった。因みに三鞭酒と書いてシャンペン。
 アコーディオンが手風琴でオルガンが風琴。風(空気)を送りながら演奏するからか。自鳴琴がオルゴールなのも何だか深い。もしやと思って調べてみたら、ピアノは洋琴だった。楽器といえば、まず琴という発想だったんだろううか。

 しかし音訓を完全に無視したような字と読みを見ていると、漢字と外来語(物)との関係はつくづく意訳だなあと思う。昔の人は一所懸命に考えたわけで、今の日本のカタカナの氾濫や、漢字の安易な平仮名化をどう捉えるだろうと思った。
 実社会では使いようのない語ばかりだが、どうやって決めたのだろうと勝手に推測するのが愉しい。あ行だけでも、ここまで遊べた。

漢字の読みは次のサイトを参照しました/www.kanjijiten.net/index.html

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