前回の記事で麺類に触れたら、普通のご飯のことも書きたくなった。馴染みの展開ですね。
　で今回は、前回と同じく２００８年に訪れたカンボジアとベトナム、そしてラオスで食したご飯もの色々。
　一部は酒の肴のようなものも含みます。

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Battambang/Cambodia 2008

　東南アジアの食堂で何を頼んでいいか迷ったら、フライドライスに落ち着くことはありませんか？　何と言っても最強の無難。
　バタンボン郊外のナントカ言う遺跡の前の食堂で食べた。無難かつ美味しかった。

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Kompong Chhnang/Cambodia 2008

　トンレサップ川に沿った市場にあった食堂で。ベトナムもそうかもしれないが、カンボジアの屋台や一般的な食堂では、この種の「ぶっかけ飯」が主流となる（ただしオカズを白飯に載せず、複数の小皿で提供される場合もある）。
　ここの主人は川沿いを徘徊する僕を密かに注視していたようで、僕が来ると歓んでいた。明らかに英語を話したかったと見たが、食事も美味しく愛想のいい主人と楽しく過ごせた。

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Ha Tien/Vietnam 2008

　ベトナムに入国して最初に摂った食事。肉は豚で、苦瓜のようなものが入ったスープが付いていた。美味。
　はじめ煙草を買いに雑貨店も兼ねているこの店を訪ねたのだが、すかさず女主人が「アンコーム？」と、手で食べる仕種をしながら言った。
　カンボジア人と違ったベトナム人の積極性を、いきなり思い知らされた。

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Bai Sao/Phu Quoc/Vietnam 2008

　フーコックはシーフード天国だった。僕の基準からすれば若干高かったが（それでも６ドルくらい）、もちろん美味しく量が多く、土鍋のような器に入った大量のライスが付いてきて大満足だった。
　因みに僕が泊まったバイサオというビーチは、有名なロングビーチとは比べものにならないくらい綺麗だった。

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 Rach Gia/Vietnam 2008

　豚肉か何か入っていた記憶がある。麺なしスープといった感じ。
　これと似た感じで、タイにはカオラオという料理がある。通常は白飯と食べるのだが、この店ではフランスパンと供された。

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Saigon/Vietnam 2008

　戦争犯罪博物館の近くにあった屋台で。通常この種のぶっかけ飯は、１ドルかそれ以下で食べることが出来る。
　肉は豚肉で、黄色い麺状のものはもやしに見えるが、蒟蒻のような食感だった。

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Saigon/Vietnam 2008

　たまにはリッチにファングーラオにあった旅行者向けのカフェで。言うまでもなく春巻き。薔薇を模した真ん中の赤いのは、トマトの皮で出来ていた。
　長くなったので、続く。