トンサイとはクメール語で兎の意。島の形が兎に似ているから名づけられたらしい。
　シャワーがドラム缶に入った汲み置きの水を使用するなど、久々に味わう素朴な環境だったが、食事のレベルは思いのほか高かった。
　３ドル、５ドル、７ドル。メインディッシュの値段は実にシンプルだった。僕は一人だったので３ドルを選んだが、それでも食べきれないほどの量だった。
　注文を告げると、器を手にした従業員が素早く浜に走り出した。各レストランの前の浜には生け簀のようなものが水に浸されていて、そこから客が注文した物を取り出すのだ。魚や蟹などはもちろん生きている。新鮮で、産地直送以外の何物でもない。

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 Koh Tonsay/Cambodia 2007

　バンガローの従業員が英語を学びたがっていたので、少し教えた（もちろん旅行会話程度）。
　手前のフライドライスは僕が注文したもの。皿がデカイ。

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 Koh Tonsay/Cambodia 2007

　再びフライドライス。シーフードと合わせたもの。缶ビールと比較して皿のデカさが分かる。

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Koh Tonsay/Cambodia 2007

　朝食は何時もこんな感じ。フライドヌードルウィズベジタブルといったところ。これは１ドルくらい。
　ベトナムのヌクマムに似た右の小皿に入ったソースは美味だった。麺そのものはインスタントのような感じで、味は可もなく不可もなく。

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Koh Tonsay/Cambodia 2007

　一人だと侘しいが、お昼は豪華にフィッシュスープ。右の白い土鍋のような器には、白飯がたんまり入っていた。当然全て戴く。

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　Koh Tonsay/Cambodia 2007

　料理名は忘れたが、これも３ドル。尚メインディッシュには全て白飯が付いてきた。
　魚に載っている野菜炒めの中の黄色いのはパイナップル。少し違和感はあったが、パイナップルを炒めるのは東南アジアでは普通。

　他にも写真はないが、蟹などのシーフードを死ぬほど食べた。
　現在では物価も上がり、ビーチの状況も変わっているとは思うが、もう一度訪ねてみたい島。