もし東南アジアの島のビーチで、騒がしいビデオやマリンスポーツといったシーンから逃れたいのであれば。娯楽など何もなくていいから、ただただ静かに過ごしたいのであれば。　
　２００７年に訪れたトンサイ島は、もはやタイなどでも見つけることが難しくなってきたような理想郷でした（以下の記述は２００７年の１月のことです。現在の状況は知りません）。

---

 Koh Tonsay/Cambodia 2007

　いざ出発。ケプからの日帰りで訪れるというオランダ人のカップルと一緒に小船に乗り込む。
　因みにこのカップルとは、翌日もビーチで会った。どうやら島が気に入って、また来たらしい。
　

---

Koh Tonsay/Cambodia 2007

　ビーチの外れの岩場にはサボテンが群生していた。それとも別の植物？

---

Koh Tonsay/Cambodia 2007

　僕の棲家。一泊５ドルなり。薄暗い電球が一つあるだけで、もちろんシャワーとトイレが共同なのは言うまでもない。
　今時タイでも珍しいような素朴なバンガロー。竹で編んだだけといった感じの壁は、隙間だらけだった。
　もちろん不満があろうはずがない。

---

Koh Tonsay/Cambodia 2007

　海水はこんな感じ。この透明度がたまらない。

---

Koh Tonsay/Cambodia 2007

　椰子の群生が迫るビーチは、漁師さん達の生活の場でもあった。

---

Koh Tonsay/Cambodia 2007

　ココナッツの直売。さっそく購入。冷えてなくても美味。

---

 Koh Tonsay/Cambodia 2007

　やることといえば、泳いで食べて、あとはハンモックで読書か寝るだけ。
　頑張ってロンプラに挑むが、すぐに挫折。普通の文庫本を持ってくればよかったと、心底後悔した。

---

 Koh Tonsay/Cambodia 2007

　ビーチでの僕の場所。そろそろ陽も暮れてきた。
　ビーチにはデッキチェアではなく、大きなテーブルのような台が、各所に配置されていた。それぞれ各レストランが管理するもので、食事を摂ればタダだが、摂らない場合はいくらか支払うとのことだった。 

---

Koh Tonsay/Cambodia 2007

　サンセット三発。この時期は多くのカンボジア人の若者が訪れていた。
　彼らは日中はあまり泳がず、夕方近くになって海に入りだし、ボールなどを使って楽しんでいた。