×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
シリーズ第三弾。要するに、こんな旅人がいたという話です。
『えっ? そうなんですか?』
これは旅先に限らず日常生活ではありがちな返答だが、今回は僕が最も驚いた、「えっ? そうなんですか?」。97年のサパでの話。
三十歳くらいに見えた端正な顔立ちの青年。なかなかインテリのようだ。僕と同じくカンボジアから入った彼は、ベトナムで出会う日本人大学生に不満が噴出していた。彼が言うには、「ベトナムにはこんなに日本車が走っているのに、彼らは気づいていない」とのことだった(そんなわけないだろ)。どうやら日本企業がベトナムに進出している現状について学生達と語り合いたかったらしいが、誰も乗ってこなかったようだ。
そこで僕が、日本人買春旅行者のカンボジア進出について語り出すと、驚いた顔で彼が一言。
プノンペンに行ったにもかかわらず、彼は赤線の存在を全く知らなかった。遊ぶかどうかは別として、(当時のプノンペンなら)少し歩けば普通は気づくはずだが…。彼の観察眼はともかく、それぞれ持ち味があるってことですかね。
『えっ? そうなんですか?』
続きます。中学英語の知識のまま、旅人ライフを始めてしまった僕。朝の挨拶は当然"Good morning"である。ところが旅を始めた頃に行き交う白人達を観察していると、どうも様子が違う。"Morning"としか言ってないのだ。不思議に思ったので居合わせた大学生に訊いてみると、彼も意外な顔をして一言。
スラングというほどのものではないと思うが、日本の英語教育の場では教えてなかったようだ(但し省略されるのは朝だけのようで、"Good afternoon"や"Good evening"、"Good night"の"Good"が略されるのを聞いたことがありません。あるんですかね?)。
『えっ? そうなんですか?』
さらに続きます。といっても、そういうふうに思ったという話。
タイにいた頃に知り合った香港人女性二人とチャンという島に行った。荷を解きバンガローのレストランで雑談している時に、「香港と広州では言葉が違うのよ」と彼女達から言われ、驚いた僕が一言(確か" Really ?"だったかな)。
次いで僕が、「同じ広東語でしょう?」と言うと、「東京と大阪では言葉が違うでしょう?」と言われ、返事に詰まった記憶がある。広東語の中の方言ということか。
『僕、水持って来なかったんで下さい』
イランの何とかいう遺跡で、一緒にいた旅行者が涼しい顔で一言。一見何でもない台詞のように見えるが、実はかなり迷惑な旅人である。「えっ? そうなんですか?」どころの話ではない。
やったことがある人しか分からないかもしれないが、乾燥アジアでの遺跡巡りは一種のトレッキングにも似て、かなりハードである。もちろん訪れる場所にもよるが、水と簡単な食料は必携と言っていい。個人旅行者の自己責任の範疇で、それを守れそうにない旅行者に出会った場合、早めに離れたほうがいい。これも旅人の適正防御のひとつですね。
以上。
『えっ? そうなんですか?』
これは旅先に限らず日常生活ではありがちな返答だが、今回は僕が最も驚いた、「えっ? そうなんですか?」。97年のサパでの話。
三十歳くらいに見えた端正な顔立ちの青年。なかなかインテリのようだ。僕と同じくカンボジアから入った彼は、ベトナムで出会う日本人大学生に不満が噴出していた。彼が言うには、「ベトナムにはこんなに日本車が走っているのに、彼らは気づいていない」とのことだった(そんなわけないだろ)。どうやら日本企業がベトナムに進出している現状について学生達と語り合いたかったらしいが、誰も乗ってこなかったようだ。
そこで僕が、日本人買春旅行者のカンボジア進出について語り出すと、驚いた顔で彼が一言。
プノンペンに行ったにもかかわらず、彼は赤線の存在を全く知らなかった。遊ぶかどうかは別として、(当時のプノンペンなら)少し歩けば普通は気づくはずだが…。彼の観察眼はともかく、それぞれ持ち味があるってことですかね。
『えっ? そうなんですか?』
続きます。中学英語の知識のまま、旅人ライフを始めてしまった僕。朝の挨拶は当然"Good morning"である。ところが旅を始めた頃に行き交う白人達を観察していると、どうも様子が違う。"Morning"としか言ってないのだ。不思議に思ったので居合わせた大学生に訊いてみると、彼も意外な顔をして一言。
スラングというほどのものではないと思うが、日本の英語教育の場では教えてなかったようだ(但し省略されるのは朝だけのようで、"Good afternoon"や"Good evening"、"Good night"の"Good"が略されるのを聞いたことがありません。あるんですかね?)。
『えっ? そうなんですか?』
さらに続きます。といっても、そういうふうに思ったという話。
タイにいた頃に知り合った香港人女性二人とチャンという島に行った。荷を解きバンガローのレストランで雑談している時に、「香港と広州では言葉が違うのよ」と彼女達から言われ、驚いた僕が一言(確か" Really ?"だったかな)。
次いで僕が、「同じ広東語でしょう?」と言うと、「東京と大阪では言葉が違うでしょう?」と言われ、返事に詰まった記憶がある。広東語の中の方言ということか。
『僕、水持って来なかったんで下さい』
イランの何とかいう遺跡で、一緒にいた旅行者が涼しい顔で一言。一見何でもない台詞のように見えるが、実はかなり迷惑な旅人である。「えっ? そうなんですか?」どころの話ではない。
やったことがある人しか分からないかもしれないが、乾燥アジアでの遺跡巡りは一種のトレッキングにも似て、かなりハードである。もちろん訪れる場所にもよるが、水と簡単な食料は必携と言っていい。個人旅行者の自己責任の範疇で、それを守れそうにない旅行者に出会った場合、早めに離れたほうがいい。これも旅人の適正防御のひとつですね。
以上。
PR
プロフィール
HN:
lovelylifeorhell
性別:
男性
趣味:
旅と酒と読書
自己紹介:
ここのところ私事多忙にて更新が滞っています。
忘れたわけではありませんので、まったりとお待ちください。
忘れたわけではありませんので、まったりとお待ちください。
最新記事
(05/23)
(03/05)
(03/01)
(02/26)
(02/22)
カテゴリー
ブログ内検索
アーカイブ
アクセス解析
忍者アナライズ